しかし千人に一人くらい、何億円という借金を抱えても、ぜんぜんへっちゃらな人がいて驚いたものである。きっと精神を患っているに違いないと思った。しかし気付いたのだ。「宇宙のエネルギー」の差だ。こいつが満ちていると、なにがあろうと大丈夫、そのうち必ず運が向く。宗教的に言えば、「神の祝福」があり、いい転がりをみせるのだ。
このエネルギーだけは、飯を食ったからといって取り込めるものではない。
そう、もうお分かりのとおり、こいつを祈りで補充するのである。
人間は死ぬまでに数千万回もの判断を下している。外出するか、しないか。食べるか、食べないか。言うか、言わないか。買うか、買わないか。手を出すか、出さないか。その判断で、人生が決定づけられるのは理解できるだろう。
無意識の判断が「宇宙の法則」にそったものであれば、その人はいい感じで暮らせるし、逆らったものであれば、最悪死を招く。
世は、「神」に規定された「宇宙の意思」から成り立っており、「おカネの意思」も含まれる。
自分の感覚が、宇宙に近づけば近づくほど「おカネの意思」が読み取れるのだ。
お分かりかな。
加治は「宇宙のエネルギー」で満タンだ。常に十万カロリーくらいある。言い過ぎかもしれないが、プロの牧師や政治家が、加治からエネルギーを貰うくらいだ。はっきり言って、このエネルギーはあっちのエネルギーとも密接につながっている。どうしたら満タンになり、枯渇させずにいられるのか?
欲張りたかったら、祈りの続き、来月をぜひお待ちあれ。
「宇宙のエネルギー」の取り込み方
――海外不動産投資(9)
加治将一(かじ・まさかず)小説家・投資家。1948年、札幌市生まれ。1978年に渡米。15年間、保険、貿易、不動産関係の業務に従事。帰国後、執筆開始。著書にベストセラー『借りたカネは返すな!』等のビジネス書、『石の扉』などがある他、『妻を殺したのは私かもしれない』『借金狩り』等のサスペンス小説作品も評価が高い。近著に大評判の『性善説は死を招く』『あやつられた龍馬』がある。
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