銀座という街は、奥が深い。常に変化しているような気がする。ビルとビルの間の、ともすれば見過ごしてしまいそうな路地にもお店があったり、この通りにはあるはずがないと思った通りに、気になるお店がさりげなく誕生していたりするのだ。今回ご紹介する「Pero」は、その、通りすがりに気になってしまうお店のひとつである。
「ガラス張りで、中が見えるからでしょう」と答えるのは、ソムリエでもあるマネジャーの高橋さん。そう、Peroは通りに面した2方向をガラス張りにしている。そして深夜まで営業していて、終電の時刻を過ぎても賑わっているので、気になってしかたのないお店なのである。いわゆるバーの集まるこの一角も変化を始めているのである。
スペイン・バルは、今もっとも旬なバーの形態だ。食事もとれるし軽食もある、それがスペイン・バルである。「1階はぷらっと立ち寄って軽く飲んでいただくために、2階はゆっくりしていただくためにあります。ウチのパエリャはバレンシア風なのでパリッとした感触。旨いですよ。1階はカウンターバーのあるスペイン・バルそのものです」。ということで、パエリャは楽しみにとっておいて、さっそく高橋さんからスペインのバルで出されるタパスと呼ばれる小皿料理を紹介してもらう。

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