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答えは自分でつくっていこう

 2007年を迎え、このところ盛んに取り沙汰されている団塊論義にも同じような疑問を感じる。フリー百科事典「ウィキペディア」によると、「団塊の世代は第二次世界大戦直後の日本において1947年から1949年にかけての第一次ベビーブームで生まれた世代」であり、「作家の堺屋太一が1976年に発表した小説『団塊の世代』で、鉱物学で一塊の単位で採られる鉱物をいうノジュール(nodule)の訳語を、世代を表す言葉として用いた事により登場した言葉」とある。
 なるほど、「団」は集まり、固まりであり、「塊」は土くれである。たしかにボリュームゾーンには違いない。だが800万人とも680万人ともいわれるこれらの人たちが、固まりの如く一様の人生を歩んできたかといえば、そんなことはない。そこには800万通りの、680万通りの人生があったわけで、それを演繹的に一般化して、「団塊の世代は○○だから!」という論義にはうなずけないものがある。
 それでは製造年月日で運勢が決まる占いと変らない。いや日で決まるなら365通りあるからまだしも救いがある。年で決まるならバリエーションにも限りがある。くれぐれもこうした論義に惑わされないことだ。
 「団塊」などというのは所詮、与えられたレッテルにしか過ぎない。まさか今日まで「我々団塊の世代は」と思って生きてきたわけでもあるまい。人生は人それぞれ。それぞれの生き方があっていい。何が正しくて何が間違いということもない。結局、答えは自分がつくっていくしかないのだから。

5l世代へ 木村政雄の発言!

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