またデザイン性にもすぐれている。壁自体が力壁になっているため、柱をほとんど必要としないから設計に自由がきくのだ。
ということで、いいことずくめだから、日本でも2×4は徐々に普及しはじめているのだが、構造の次の問題は、さてこのデザインである。
投資とデザインは一体だ。人間と同じで、美人であればあるほど、縁談が殺到する。
世の中には男好きのする顔、女好きのする顔があるように、投資家好きのするデザインがある。
まずダメなのが、奇をてらったような建物。超近代的とでも錯覚しているのか、バブル時代に建った「なにを血迷ったかビル」がそうだ。
昔、加治は「異端審問で投獄されるぞ」と止めたのだが、知人は福笑いのようなデザインを採用。現在はどうなったかというと、テナント集めに四苦八苦した挙げ句、夜逃げ。
デザインしだいで、家賃に二倍の開きが出てくるとしたらいかがか? 目の色が変るはずだ。
同じ面積、同じ値段で建てた二戸の住宅。その一戸の家賃が、相場どおりの月40万円。そしてもう一方は、なんと100万円という目玉の飛び出るような家賃。
誤報ではない。実際の話である。
では、なにがどうなったらそうなるのか?
日本人の知らないデザインの重大秘密は、次号のこの場でお目にかかりましょう。
長寿住宅には2×4工法が有利!
――アマチュア不動産投資法(3)
加治将一(かじ・まさかず)小説家・投資家。一九四八年、札幌市生まれ。一九七八年に渡米。一五年間、保険、貿易、不動産関係の業務に従事。帰国後、執筆開始。著書にベストセラー『借りたカネは返すな!』等のビジネス書、『石の扉』などがある他、『妻を殺したのは私かもしれない』『借金狩り』等のサスペンス小説作品も評価が高い。近著に大評判の『性善説は死を招く』『あやつられた龍馬』がある。ホームページでブログ毎日更新中! 『かじまさ.net』
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