衆院選での自民党の大勝利を受けた加藤紘一元幹事長の話が興味深い。「小泉政治の最大の功績は、自民党で『改革』を語るときのテレをなくしたこと。これまでは改革というのは革新政党やメディアが言うことという雰囲気があったが、いまやみんなが口にする」(「毎日新聞」夕刊)。思い出すのは小沢一郎氏が「守旧派」という造語で自民党を切り捨てた「九三年の変」である。「保守」どころか「旧を守る」とまで言われたその党が、今や「改革」を連呼し、歴史的大勝利をおさめたのだから、変われば変わるものだ。しかし改革しない政治ってどんな政治?「改革なくして政治なし」じゃないの? と考えると、問題は改革の中身にあることに気付く。単なるリフォームか、それとも日本の根治につながる再建か。これから問われるのは「改革」を叫んだ議員一人一人の改革に「挑む」姿勢でしょう。きっと。
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