その名も「ダイワ・グローバル債券ファンド」(大和証券)。
これは人気の毎月、配当金がもらえるタイプだ。今までの実績では、1000万円の投資で、月にだいたい5、6万円の現金が口座に振り込まれている。ざっくり見積もって、年約7パーセントの利回り。コンマ以下の銀行金利を想像すれば、七パーセントは、たいしたもんである。
こういわれてもピンとこないかもしれない。しかし、リタイアした人には大きい。毎月、17万円の年金を受け取っている人が、プラス5万円増えてごらんなさい。だんぜん、ありがたい。
最低投資額は10万円から。安定した投資先として、貯金代わりに少し持っておくのも手だ。飽きれば売りにかければいい。5営業日後に現金が戻ってくる。
気になるファンドの運用先は、公社債が中心だ。この手の商品は高利回りより、いかにリスクをなくすかにひたすら重点を置いているもので、そのために、海外の公社債でうまくバランスをとっている。
つまり、北米、ヨーロッパ、オセアニアなどの債券に、まんべんなく分散し、落ち着きなく上下する外国為替のリスクを、「ヘッジ」しているのである。
お分かりかな? 「ヘッジ」というは「損失を防ぐ」というほどの意味で、投資の世界ではやたらに出てくるから、この際、ぜひ覚えておいてほしい。
言い忘れたが「ダイワ・グローバル債券ファンド」は、国内、国際債券型部門で2004年度のモーニングスター・ファンド・オブ・ザ・イヤーに輝いている。
このモーニングスターという評価機関は、わりと公平で、あなたが初級投資家なら、一定の目安になる。
投資のコツは、楽しむこと。人生もすべからくそうであるが。
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投資のコツは、楽しむこと
――「ダイワ・グローバル債券ファンド」
加治将一(かじ・まさかず)小説家・不動産投資家。1948年、札幌市生まれ。
1978年に渡米。15年間、保険、貿易、不動産関係の業務に従事。帰国後、執筆開始。著書にベストセラー『企業再生屋が書いた借りたカネは返すな!』等のビジネス書、『石の扉』などがある他、『妻を殺したのは私かもしれない』『チャイナブルー』等のサスペンス小説作品も評価が高い。
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