ようこそ ゲストさん [ログイン]


トップページ > バックナンバー > ユン博士の金融流体力学 > 

  • 印刷
  • 大
  • 中
  • 小

その1 まずは自己紹介から

尹 煕元(ユン ヒウォン)

 この連載では、経済物理やコンピュータサイエンスの分野で金融に対する研究がどのように取り組まれているかをリアルタイムで――論文等で公表されるのとほぼ同時に――書いていきます。つまり先端の研究を紹介しようと思っています。ただし、はっきりとは書けないことがあることもご理解ください。また、研究内容を書くと言っても、難しい式を書くつもりはありません。式がなくても、金融研究のコンセプトだけで、その面白さを伝えるには必要十分なはずです。
 連載を始めるにあたっていろいろと書き連ねてきました。そのついでに、もう一つの私の「野望」について書いて、第一回を締め括りたいと思います。これまで科学や技術の成果を評価するのは、ごく限られたその道の専門家だけでした。論文を書き、それをまとめて論文集(雑誌)にして、一部の専門家の間で論評する――でもこれからは変わるはずです。インターネットを使えば、誰しもが情報を発信し、誰しもが情報を集められる時代になりました。そういう時代に、単なる情報の寄せ集めではなく、新しい考え方を創造し、それを広く、多くの人に問う。その結果として、新しい科学や技術が評価されることになるでしょう。私は本誌で新しい金融の技術を問い、そして、その評価によってノーベル賞をとろうと思います!(別に、賞はいらないんですけど)。

尹 煕元(ユン ヒウォン)1964年、韓国大邸市生まれ。研究者。ソロモンブラザーズ証券会社にて、自己売買部門のトレーディング、アジア株の営業に従事。1999年、母校慶應義塾大学大学院へ戻り、工学博士号を取得。現在、研究のビジネス化に取り組んでいる。

ユン博士の金融流体力学

一覧(7件)

ファイブエルストア

[ファイブエル]バックナンバー