1960年代のフォークソングブーム、カレッジフォークブームを牽引した、「ブラザース・フォア」。
1962年以来、毎年のように来日ツアーを行っているが、今年で45周年となる――この伝説のバンドを、本誌は独占インタビューした!

「黄金の60年代」「ゴールデンシックスティーズ」……1956年の「経済白書」に「もはや戦後ではない」と記され、60年代に日本は本格的に高度経済成長に入った。テレビも飛躍的に普及、アメリカのライフスタイル、カルチャーがダイレクトに目にはいるようになり、その豊かさは羨望の的となった。そんな時代、60年にレコードデビューを果たしたのが、ブラザース・フォアだ。デビュー曲「グリーンフィールズ」は世界的大ヒット、続けて映画『アラモ』の主題歌「遙かなるアラモ(グリーン・リーブス・オブ・サマー)」、「七つの水仙」とヒットを連発、ピーター、ポール&マリー、キングストン・トリオと並び、「モダン・フォークの御三家」とされた。
そして、メンバー4人全員が、ワシントン州立大学の学生。絶妙なハーモニーからは知性も垣間見え、日本のフォークソング、とりわけカレッジフォークに非常に大きな影響を与えることになった。
現在のメンバーは、ボブ・フリック、マーク・ピアソン、ジョン・ハイルトン、マイク・マッコイの4人。そもそも、彼らにとって、フォークソングとは、どういうものなのだろうか?
ボブ フォークソングとは、人間の音楽というか、人間そのものだと思うんだ。シンプルなストーリーがあって、強い感情が込められていて、人間同士の関係も織り込まれている。ダンスミュージックは踊るためにあるけれど、フォークソングには人間が持つ深い感情に関わる物語がある。深いものだと思うんだ。
ジョン ボクはギターから音楽に入っていったんだけれど、この楽器1台でフォークソングを歌えば、みんながひとつになれる。ドラムとか特別な楽器は必要なく、ギター1台で始められるのが、この音楽の最大の魅力だと思うんだ。
マーク フォークソングはキャンドルの灯り、キャンプファイヤーの光みたいなものだと思う。街の灯りは電気によるものだけれど、フォークソングにはキャンドルや焚き火の光を囲んで、何かをつくっていくような雰囲気がある。ボクはそういうところが、すごく好きなんだ。
マイク フォークソングには物語があることが最大の魅力だと思う。その物語は誰しもが思い当たる、当てはまるところがあるもので、老若男女が共感できる。そういうパワーがある音楽だ、と。
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Mark Pearson マーク・ピアソン |
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Mike McCoy マイク・マッコイ |
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John Hylton ジョン・ハイルトン |
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Bob Flick ボブ・フリック |
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