
髙橋洋服店は、銀座で一番古い紳士服テーラー。創業は明治36年(1903年)で、その頃は京橋にあり、大正9年に銀座に移転。関東大震災(大正12年)の後から、現在の地に店舗を構える。3代目店主の高橋純さんは、まさにファイブエル世代の58歳。
既製品(レディメイド)に対して、誂え品のことを英語でビスポーク(BESPOKE)と言うが、もともとは「対話」という意味。お客様の要望を聞き、話し合いをしながら作っていくもの。テーラー(仕立て屋)は、お客様がどんな服を望んでいるのか、よく話を聞く「取材」と「観察」がとても大事だそうで、それによって体にフィットして着心地がよく、しかも体型の欠点をカバーしながら見栄えの美しいスーツができあがる。
髙橋洋服店では、店主の高橋さんを含め3人の裁断師が、直接、接客も行っている。お客様の要望を聞きながら採寸して型紙を起こし、裁断を行い、そして縫製の職人と連携しながら、納品まで同じ人が担当する。
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