もとより、生きていくうえでは、多くの制約がある。だがその制約を「だからできない」と捉えるのではなく、「にもかかわらずがんばる」に変えることが大切な気がする。それが自らを不良債権化させない秘訣なのだ。まさに「チャレンジド」する心である。
小泉シスターズの横文字の多さには辟易するが、こんな横文字なら大歓迎である。言葉は概念を変える。「チャレンジド」という言葉が普及して、障害者ばかりでなく、今逆境にある人たちが、「挑戦すべきことを与えられた」と自ら思えるようになれば幸いである。
提唱ついでにもう一つ。「仕事」と言うのをやめて、「パフォーマンス」と言ってみたらどうだろう。事に仕えるという言葉に夢はない。どうりで、みんなつまらなそうに働いている。街角で出勤風景を眺めていると、皆が一様につまらない表情をしている。まるで収監されていくかのように。そういえば、監獄に入ることを「おつとめ」とも言うらしい。どちらにしても、楽しさがイメージできる言葉ではない。「家事」という言葉にしてもそうだ。
「パフォーマンス」は、すべての表現様式の総称をさす言葉で、他にも遂行、成果、性能などの意味がある。「仕事」などという無味乾燥な言葉をやめて、どこかエンターテインメントの香りがする「パフォーマンス」という言葉にしてみれば、もっと働くことに意義を見出せて、楽しく前向きになるかもしれない。上司や主人がもしも、「今日のパフォーマンス最高!」とか、「今日はイマイチだったけれど、明日こそいいパフォーマンスをしようね」と言ってくれたら、会社や家で働くことがもっと楽しくなるような気がする。
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「チャレンジド」の薦め
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