高齢化社会を迎え、いい歳の重ね方や歳相応の美しさといったことが、話題になってきた。美のエキスパートはどうみているのだろうか。
「きれいな人やお洒落な人というのは、単にブランドものや流行アイテムを身につけている人ではありません。お洒落とは、自分らしく主張できるかどうかということ。だから歳を重ねることで磨かれるものであり、美しさはその人の歴史が醸し出すものだと思う。欧米では洋服が目立つのではなく、その人が素敵に見えるように洋服を着こなしている女性が多い。そういうお洒落を楽しむのが大事だと思います」。
メイクアップについても、老いを隠そうとするメイクはタブー。
「ベースづくりはシンプルで、目元や口元などのポイントだけを華やかにすればいいんです。肌を覆い隠すような濃いファンデーションはいちばんよくない。僕の美容論は洗顔に始まり、洗顔に終る。洗顔をきちんとしている人って肌がきれいだし、老けて見えないものです。重要なことは、メイクが上手というのではなく、あなたが素敵に見えなくてはいけない。ですから、きれいの秘訣は、メイクだけでなく爪も髪も肉体も手入れを続けるということです。それは、体力が次第に下り坂になってくる45歳ぐらいから特に気を抜いてほしくないことです」。
トニータナカ
50代こそ美しい
いい歳のとり方とは
トニー タナカ ホリスティックビューティ |
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取材・文=島田みさ/撮影=牧田健太郎
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