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檜垣誠司

斬新な経営改革を進めている りそなホールディングス新社長

1951年5月25日、千葉県生まれ。早稲田大学政経学部経済学科卒業の75年、大和銀行(現・りそな銀行)へ入行、千葉支店へ配属される。その後、同銀行東陽町支店、江戸川南支店、新橋支店、新宿新都心支店の支店長を務めた後、02年7月より同銀行融資第一部長に就任。03年3月りそな銀行東京融資第二部長、同年6月同銀行執行役東京融資第二部長、同年10月同銀行執行役大阪融資第一部担当兼東京融資第一部担当、05年6月りそなホールディングス執行役内部監査部長、06年6月同社取締役監査委員会委員を経て、今年6月よりりそなホールディングス取締役兼代表執行役社長に就任した。高校時代にはサッカー部に所属、J1昇格前からの柏レイソルのファン。趣味は史跡見学、美術鑑賞など。家族は、妻と長男と次男。

「小売業からいろいろ学んでいって、“金融サービス業”を目指していきたい」

 「あの頃は就職活動の解禁日は、5月1日だったんです。でも、ボクはスキー同好会の仲間とGWに春スキーへ出かけていて、東京に戻ってきたら、同級生はみんな内定をもらっていた。それで、千葉の親元から大学に東西線で通っていたので、大手町駅で途中下車、駅から最寄りの会社に就職しようと思ったんです(笑)。銀行に入ったのは、偶然なんですよ」
 この6月、株式会社りそなホールディングスの社長に就任した檜垣誠司氏。早稲田大学政経学部経済学科出身、学者のような佇まいがあるものの、大学時代からバンカーを目指していたと思いきや、開口一番、意外な就職の動機を語る。
 「製造業の場合、同じ製品、モノに関わった仕事をしていくことになりがちですが、ボクはもう少し抽象的な仕事に就きたいという気持ちが強かったんです。言い換えれば、世の中や社会の変化に、直接、関われるような仕事をしたかった。その点、銀行は融資もあれば、マーケット、海外業務、それに旧・大和銀行の場合、信託業務もあった。ですから、いま考えてみると、必然だったのかもしれませんね。ただ、大学は親元から通っていたので、大阪本社なら、就職で親元から離れられると思ったのも、就職の動機だったんです。なのに、最初の配属は千葉支店、非常にがっかりしました(笑)。いまでも寮生活を送ってみたかったとも思うんですが、親元から通勤することで時間的な余裕がありましたから、若い頃、結構、勉強をすることもできました。なにごとも、善し悪しがありますよね」

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