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マネーリッチよりマインドリッチに!

 イソップ寓話には、「アリは働きすぎて過労死した」とか、「キリギリスはアリに音楽会の切符を売りつけて、その収入で冬を過ごした」という現代的解釈もあるという。いずれにしても、日本のようにただただ美しい話だけではなく、いろんな解釈があった方が楽しい。答えは一つではなく、それぞれがつくっていけばいい。
 面白い話が載っていた(『CSR働く意味を問う』日本経済新聞出版社)。題して「アリとミツバチ」。何と今度はミツバチまで登場した。「ミツバチとアリは、どちらが思慮深くて勤勉かについて言い争い、その審判をアポロ(太陽神)に仰いだところ、アポロはアリの用心深さ、先見の明、そして他者に頼らず自立していることを褒める一方、こう言ったそうだ。『お前は自分のためだけに恩恵をもたらしている。他の生き物たちが、おまえの貯めた富から恩恵を受けたことはない。だが、ハチは工夫に富んだ称賛に値する働きによって、世界に恵みをもたらす』」と。
 他にも、「日本では勉強のできる子は、5段階評価で5をもらえる。だが、中国では勉強だけできても4しかもらえないという。できない友達に教えてあげることができて、初めて5をもらうことができる」という話がある。
 いずれも、自分を育ててくれた社会への還元を優先させることの大切さを説くエピソードである。つまり、社会から受けた恩に対して、恩返しを考えるということである。「団塊かくあるべし」などという公式に、人間を当てはめようとするから無理がくる。
 しばし、頸木を解いて、「世のため、人のため」に動いてみてはどうだろう。サポートすることによって、自らがサポートされる発見もある。搾取される存在から、与えられる存在へ!
 マインドリッチには、マネーリッチと違ってTAXはかからない。「ファイブエル」は、これからもそんな人を支持しつづける存在でありたいと思っている。

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