フォトセンを創る会を開催
『ファイブエル』誌に連載が始まってから、ゆうもあくらぶの会員にフォトセンの制作を呼びかけているのですが、「写真が撮れない」「川柳は創ったことがない」とかで何も川柳を決め込むのです。そこで半ば強制的に創ってもらおうと、四月一日に千代田区の料亭、弁慶橋清水を会場に「写真川柳を創作し日本料理に舌鼓を打つ会」を企画しました。おいしい料理に魅せられて、二五名が写真持参で集りました。
新しい分野なので講師はいません。発案者である私と、フォトセンに一家言ある大村崑理事長が、講師というより「こうしよう」役を務めました。食事中にまず私が「ここでは写真を見て川柳をひねるのですが、川柳を詠んでから写真を撮りに行く努力も必要。写真に写るままを詠んでもよいが、写真の裏側にあるものを詠むのもよい。故事・ことわざ・慣用句・金言や昔の有名な俳句や川柳を利用するのも一手法。語呂合わせや駄洒落も面白い。時代の様々な出来事を風刺するのもよい」といった創り方を話しました。そして写真の撮り方は「アングルを変えると面白い画が撮れます」ということで、一脚撮りの説明をしました。
次いで大村理事長が「一句出来てもそれで満足しないで五七五の最後の五を前に持ってきて前後を変えたりすると良くなったりもします」など自身の経験を話しました。
食事を終えると各自が作品一点を制作しました。ゆうもあくらぶの会員は年配者が多いのです。「難しくて」と苦(句)言を呈しながらも、亀の甲より年の功でみな上手いものでした。やれば出来るじゃないですかと言いたくなりました。一点一点を紹介しながら品評をする会話は、また楽しいものでした。フォトセンを介してのこうした集りは、古い日本文化を継承した新しい遊びであるとの感を抱いたものです。
本号はフォトセンを創る会での作品のみを掲載しました。次回はいよいよ応募作品の特集をいたします。乞御期待!! まだまだ掲載作品募集中です。
石黒敬章(ゆうもあくらぶ事務局長)
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