鉛、水銀などの物質が体内に溜まると、代謝の低下により、老廃物や脂肪などが落ちにくくなって、健康を損なう原因となります。
これらの有害な物質を体内から排出し、健康なカラダを目指すのがデトックス(毒出し)の考え方。
「健康の基本は食にあり」です。
良いものを体内に入れ、悪いものを出す。
すべてはそこから始るのです。
あたりまえのことですが、カラダをつくるのは食べ物です。毎日、食べたものが血となり肉となります。バランスの悪い食事を続けていれば、やがてカラダや心のバランスも崩れます。昔から、それぞれの季節を健康に過ごすために、旬のものを選んで食べてきました。食べ物は薬として使われることも多く、「病気をなおすのも食事をするのも生命を養い健康を維持するため」という「医食同源」の考え方は、東洋医学の基本として、現在も中国や台湾、朝鮮半島、沖縄などの食習慣に深く根付いています。
いま、デトックスはブームとなっています。サプリメントや岩盤浴、ゲルマニウム温浴ほか、クリニックでの有害物質排出のための点滴、注射まで、いろいろなデトックス法が紹介されていますが、やはり基本となるのは食事です。いくら有害な物質を体外に排出しても、カラダが健康でなかったり、代謝や循環がうまく機能しなければ、また悪いものが溜まってしまいます。
食の基本は、量、栄養ともにバランスのとれた食事を続けること。旬の野菜や魚を取り入れることも、抵抗力を高めたり、厳しい暑さや寒さで弱っているカラダをいたわることにもなるのです。
デトックスとはカラダの外に悪いものを出すこと。汗、便、尿として、不要なものをきちんと出すことが大事です。そのためには、食物繊維の豊富な野菜や果物を十分とり、水分の補給も忘れないことです。
そしてもうひとつ大切なのは、「美味しく、楽しく」ということ。調理を楽しみ、彩り豊かな食材や盛付けで目を楽しませ、そして舌で楽しんでください。
カラダと心はつながっています。それを結ぶのが食事。カラダが健康ならば美味しいと感じます。また、美味しいと感じる心が食欲を増進させるのです。デトックスはカラダだけでなく、心をも浄化し、豊かにさせるのです。
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