先のマネージャー針木さんも法政大学の学生アルバイトから、この道の面白さにはまり、「モンテカルロ」から「エム・カルロ」を経てきた、つわものである。「そりゃもう、面白くってさ「モンテカルロ」にずーっといちゃったわけよ。「エム・カルロ」の時はさ、なぜだか水曜日の売り上げが凄かったんだよ。赤坂とか六本木のディスコは週末なのにさ。銀座はなんか違うんだよな」と懐かしそうに振り返りながらも、「どう、この店、凄いでしょう?」と、140坪という、とてつもなく贅沢な空間を彩る演出を見せてくれる。
平成4年に、ディスコから高級カラオケとしてスタートするに際しては、3カ月かかって模型を作って検討したという。それだけに、多彩な様式のラグジュアリーな部屋が揃っている。
まずホテルを思わせるエントランスに驚かされ、英国パブ風の受付。ロビーラウンジはもう、これだけで一つの立派なバーである。「うちは、いいワインも揃えてるんだ、ドンペリも出るよ」と、もう高級クラブのノリである。部屋は、夜の銀座を知り尽くしている店だけに、ヨーロッパのお屋敷風があるかと思えば、京都の旅館風、モダンなディスコ風、しっとりカフェ風もあって女性客に人気が高く、開店当初から10年経った今も毎日が盛況である。
12時の前は会社員、後は銀座中のバーやクラブが跳ねて、女の子を連れての客が来店する。真夜中を境に店の様相は一変する。今夜も歌声とともに銀座の夜は更けていくのであった。
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並木倶楽部
銀座ならではの高級カラオケラウンジ
並木倶楽部【なみきくらぶ】
中央区銀座7-5-4 毛利ビル7F
電話◎03-3571-6708
レギュラールーム(30分)¥5000~
デラックスルーム(30分)¥6000~
営業時間◎18:00~5:00
定休日◎日曜・祝日
取材・文=水木麗子/撮影=牧田健太郎
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