木村― 私は団塊の世代よりちょっと上なんですけど、高野さんもそうですね。
高野― 私は1943年生まれです。団塊の世代が47年生まれからですから、4歳ほど年上です。私は団塊の世代といわれている人たちと長い間一緒に仕事をしてきたわけですが、4つ違うと、「ちょっと違うなあ」と感じるところがあるんですね。
彼らは「会社人間」だとか「企業戦士」とか言われてますけど、自由や個を大事にする。それに、仕事だけでなく、趣味を持っている人が多いんですね。
木村― 高野さんのご趣味はなんですか、盆栽をいじるとか?(笑)
高野― 趣味はないんですね。じつは、その質問をされるのが一番困ると思っていたんです(笑)。私、営業畑が長かったですから、ゴルフをやっていたんですが、これは趣味というより仕事のためだったようですね。それより若い時に、ラジオ番組のスポンサーの関係で、渡辺貞夫さんと知り合ったこともありまして、ジャズが好きなんですね。
木村― いやあ、高尚な趣味をお持ちじゃないですか。私なんか演歌ばかりですよ(笑)。
奥さまはどう言っておられましたか? せっかくリタイアしてほっとなさっていたでしょうに、また仕事を始められるわけでしょう。
高野― 会社を退社すると話したら、「これからはお昼ご飯もつくらなきゃ」と、ちょっと困ったような顔をされました(笑)。でも「ちょっと待て」と、「まだエネルギーがないわけじゃないから」と……。そして今度の仕事ことを話したら、普段は仕事の話はしないんですが、大賛成で「ぜひ成功させてほしい」と言ってくれました。
木村― それはよかった。奥さんの理解は大事ですからね。
![[ファイブエル] 団塊世代のエンターテイメント誌 Entertainment Premium Magazine](/img/header_title_in.gif)


![[ファイブエル]バックナンバー](/img/side_backnumber.gif)