ようこそ ゲストさん [ログイン]


トップページ > バックナンバー > 銀座今昔ストーリー > 

  • 印刷
  • 大
  • 中
  • 小

福光屋 銀座店

老舗酒蔵の新しい顔 SAKE SHOP

店の片側のSAKE BARで福光屋の銘酒がテイスティング(有料)できるのも嬉しい。 日本中で、銀座ほど全国のフラッグショップ、アンテナショップの集まっている街はないだろう。各県の物産館はもとより、最近では土地土地の名産を使ってのこだわりのレストランやショップが数多く出店している。その多くが銀座という街に溶け込んで人気を呼んでいる。ここ「福光屋」は、そんなショップの代表的な店のひとつだ。
 寛永2年(1625)に創業した福光屋は、なんと380年も酒造りひと筋で、金沢でもっとも長い歴史をもつ酒蔵である。
 日本酒の製造方法は、純米、吟醸、大吟醸など、原材料や米の磨き加減でいくつかに分類される。福光屋では、自然を生かした旨い酒を、より安心して飲んでもらうために、すべての造りを純米造りとしている。このこだわりは当たり前のようだが、なかなかむずかしいのが実情のようで、現在、生産石数が万単位の酒蔵で、すべてが純米造りの酒蔵は福光屋だけとのことである。
 こだわりは当然、米や水にも及んでいる。より良い酒米を求めて、農家とともに土づくりから研究し、その村の米をすべて買い上げる「村米制度」という方法を30年以上も続けている。毎年、秋の刈り取り時期に契約農家を訪ねて酒米の出来具合をみ、また冬にはその農家の人たちが酒蔵にやってきて、手塩にかけた酒米が新酒となった、そのできばえをみにくる……。水もまた然り。紹介するには枚数が足りないくらいのこだわりなのである。そこにものを作ることの原点がある気がして、愉しくなる。

銀座今昔ストーリー

一覧(16件)

ファイブエルストア

[ファイブエル]バックナンバー