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不動産購入の頭金

――海外不動産投資(7)

 ただいま~。太平洋をひとっ飛び、無事アメリカから帰宅。
 翌日にはもう東京での講演を一発こなし、その5日後は山形での講演を終え、時差ボケって何? 状態。はっきり言って、若い時よりぜんぜんタフだ。
 秘訣は毎日15分の加治式ヨガもさることながら、機内食を一切食べないという「飛行機断食」が大きい。すごいぞこれは。その代わり水をがぶ飲みする。2リットル。アメリカに行こうが、ヨーロッパに行こうが、体に入れるのは水だけだから消化器官に負担がかからずまったく軽快。ぜひ、お試しあれ。
 早速、ホットなアメリカ不動産情報をお伝えする。噂どおり取引がスローになってきていて、けっこう値下がっている。
 加治の縄張りであるカリフォルニアはどうか? 所によってはまだ踏ん張っているが、下がるのも時間の問題だろう。
 これは想定内で、しかも南カリフォルニアとハワイに限って、昔のように、半額近くまで値下がりするというのはありえないはずだ。地球が狭くなっているのが原因だ。ヨーロッパはもちろんのこと、インド、中国、韓国、日本と勢いのあるプレイヤーが世界中から南カリフォルニアとハワイに投資するからだ。
 不動産の上下は当り前だ。サンプルとして昔、加治が持っていた家の値段の移り変わりを見てみる。場所はサンタモニカより北の海岸に位置するマリブというところ。
 1986年に、価格上昇途中に48万ドルで購入。景気の波に乗って3年後は80万ドルに達するものの、未曾有の不景気が到来。あれよあれよという間に1993年、60万ドルまで下がり、見切った加治はここで家を処分。
 ところが1996年ころから再びぐんぐんと上昇、現在はなんと約300万ドルの値が付いている。
 ここで、くやしい。もっと頑張って売らずにいたら、240万ドルの儲けだったのに、と地団太踏む人は投資家向きではない。海の見える300万ドルの家に、7年間も住めたのだ。それだけでもありがたいのに、売った時は12万ドルも儲けさせてもらったね、と天に感謝できなきゃダメ。損得に呪縛され、下等な感情に支配される人は、天に自分の運を問うことはできないから、投資から手を引いた方がいい。これは本当の話だ。
 さて、そろそろアメリカで不動産購入の際の頭金はいくら必要か、という肝が知りたいはずだ。
 加治の場合をそっと教えると、5億円くらいまでの住宅なら、おおむね頭金はゼロ。
 えっ、ゼロってタダ? なんでそうなるの? と思うかもしれないが、加治のクレジット(信用)が合格点に達しているからだ。

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