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西村画廊

いつも変わらぬ国際派ギャラリー

搬入されたばかりの久里洋二の大作を前に立つ西村建治さん。久里洋二展は3月4日まで。撮影=牧田健太郎 銀座にはいろいろな顔があるが、画廊もその一つ。銀座は絵の街。どの通りを歩いても、画廊に飾られたさまざまな絵が必ず目に入ってくる。新人から大家まで、画家が個展を開く場所といえば銀座だった。もちろん今でも銀座には6、70軒の画廊があり、美術の中心地であることに変わりはない。が、例えば、路面の一等地に大画廊が軒を並べていた並木通りに今はその面影はない。すべて海外高級ブランドのショップに取って代わられた。バブル崩壊の痛手は美術界を直撃し、ずいぶん多くの有力画廊が消えたり、規模を縮小して移転していった。
 30年ほど銀座の画廊回りを楽しんできた筆者にとって、西村画廊は今も変わらずホッとできる画廊である。1974年に二丁目にオープン、81年に現在地の四丁目並木通りに移った。ビルの建て替え期間を除き、ずっと同じ場所で(前よりも広く)国内外のアーティストを紹介している。
 撮影で訪れた日は、アニメやイラストで、というよりTV番組「11PM」で人気を博した久里洋二さんの、西村画廊では24年ぶりの新作展の搬入中だった。900号の超大作が大きな壁面に飾られて、社長の西村建治さんは、ニヤッと微笑む。頭髪こそすっかり白くなったが、30年を経た今もダンディな物腰は変わらない。

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